JS-DWは主に監視測定現場において浸水位置を測定する警報計です。電気ケーブル上の浸水状況を検査測定することが可能です。まずケーブルの浸水位置を検査測定し、直ちに浸水位置を特定して警報を発します（LEDより警報機と継電器へ警報を出力）。そして浸水予測情報を液晶ディスプレイ上へ表示します。

動作原理としては、水浸ケーブルの電流信号を監視制御および抽出し、伝送器の専用MCUから抽出した信号を増幅・計算し、浸水位置情報を分析取得します。浸水位置情報はネットワークRS485を通じて伝達されます。

製品はデータセンターの床板、電気通信室、暖房エアコン設備区、パイプ、電力室、貯蔵区、大型水槽や屋根で漏水の検査測定を行う必要がある場合などに広範囲で使用可能です。浸水ケーブルは小さくて精巧、軽便で、柔軟性に優れ、設置しやすいです。

1、デュアル電源供給：警報器送電方式はDC 24 V（22.5V～27V）選択可能。

2、LCD表示およびボタン入力：LCDモジュールが浸水位置予測情報と通信パラメーターをLCD液晶へ直接的に表示。外付のプッシュボタンを通じて設備パラメーターの操作入力を簡便化。

3、警報出力：LEDを通じての警報出力と継電器警報出力

4、通信パラメータ設定：複数の設備が同時にオンラインの場合には、通信パラメーター（ポートおよびボーレート）はプッシュボタンを通じ、単独設置が可能。

5、データトランスファー：RS-485の標準通信用インタフェースにより、浸水位置情報を伝送。最大伝送距離1,000m。同時に通信方式の相互運用性を保証。

6、高い隔離性水準：電源、入力、出力の3ポート隔離技術での極めて高い電気互換性とシステムの信頼性の向上。出力の光電子隔離とコイル隔離保護において、製品の信頼性および製品寿命の保証。

7、使用特徴：水浸ケーブルは地面に沿って設置し、等方向極性、酸化防止、分極防止、腐食防止の設計となっています。

• JS-DWシリーズ浸水警報器